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農園のご案内

「種と固定種野菜の農園 月と星」は岡山県南部、岡山市北区御津(旧御津郡御津町)に、2013年春、開園しました。現在は五反強の田畑があります。

 

御津の「五城(ごじょう)」と呼ばれる地域は、現在流通する唯一のコメの在来種「朝日米」を献上米として作ってきました。この風光明媚な里山では、ツバメが飛来する春には山桜が満開になり、入梅の頃は蛍が飛び交います。そして、田に水が入ると蛙の合唱が始まり、青田には鷺が舞い降ります。豊かで良質な伏流水と、昼夜の温度差の大きい気候が、美味しい作物を育みます。

 

この豊かな自然の中で自家採種の種から育った、元気溢れる四季折々の固定種野菜を、また近い将来、その種を皆様にお届けします。

「月と星」の農業

 

バイオダイナミック農業と四つの「無」

完全無農薬・無化学肥料・無動物性堆肥*・さらに無種子消毒**

 

生命力溢れる美味しい野菜を育てるのは、宇宙全体の調和のなかで、自然本来の機能を備えた健康な土壌です。そのために、ルドルフ・シュタイナーが唱えた、太陽や惑星、月がもたらすエネルギーを最大限活用するバイオダイナミック農業を営んでいます。もちろん一切の農薬(有機JASが認定する農薬を含む)、化学肥料を使いません。また、動物性堆肥も田畑に持ち込みません。

 

動物性堆肥を使わないことで作物はゆっくりと生育し、病害虫の発生が少なくなります。そして、それが、澄んだ、野菜本来の味を生み出します。地球のリズムに合わせて一日の作業を行い、太陽による季節の影響のみならず、月や惑星と植物との関係を大切にし、種まきカレンダーに沿って野菜を育てています。

 

初年度はバイオダイナミック農業の育種家から分けていただいた良質の種と国内の種苗会社から購入した、種子消毒のない、可能な限り国産の種を用いました。

それらの種から露地栽培の野菜が育ちました。翌年からは自家採種した種とその生育を比較するための購入種、そして新品種の種が蒔かれています。

 

*バイオダイナミック農業としては動物性堆肥の使用は可能です。

**採種のために購入した種が消毒済みの場合はあります。

 

バイオダイナミック農業

 

オーストリアの哲学者、ルドルフ・シュタイナーが提唱した、作物本来がもつ「生命力」を重視し、宇宙のエネルギーを取り込む有機農業。世界で最も厳しい有機認証の一つである「デメター」の認定農業です。製薬・化粧品会社のDr.ハウシュカヴェレダ、エジプトのセケム農場もバイオダイナミック農業から生まれました。日本ではシュタイナー哲学は教育分野で広く知られています。

バイオダイナミック農業

 

生命が躍動する農業

II

健康な土壌=健康な作物=健康な人々

農園代表の農業への歩み

アメリカのシュタイナー学校での教師経験から、食の教育に及ぼす多大な影響を知り、シュタイナー教育と同じ哲学から生まれ、世界で最も厳しい有機認証の一つ「デメター」を持つバイオダイナミック農業に関心を持ち始める。
 
2008年3月 イギリスのバイオダイナミック農業研修に踏み切る。
 
研修農園で食べたエネルギー溢れる固定種野菜の味に「野菜って本当はこんなに美味しかったんだ!」と感動し、元気をもらう。この様な野菜を多くの人に食べてほしいと、農家になる決心をする。
 
2010年7月 イギリス・バイオダイナミック協会認定書を取得し、研修終了。
 
2年半の研修で種採りも経験。その楽しさにのめり込み、「良質の種なくしては良質の野菜は育たない」ことに気づく。また現在の種の危機的状況を知り、採種についてさらに学ぶことを決める。
 
2010年8月~ 採種と育種をバイオダイナミック農業の本場ドイツの種苗会社と育種家のもとで学ぶ。またこの間、イギリスやドイツの農家で3ヶ月間、調教をふくむ牛耕や馬耕を経験。
 
2011年11月 野菜の繊細な味を最大限に生かせるのが日本料理であり、それがわかるのが日本人であるとの思いと、多くの食料を輸入する日本が持つ世界での影響力を考え、日本での就農を決め、帰国。
 
2012年      国内の有機農業、自然農法、無肥料栽培、バイオダイナミック農業の農家と、育種機関で稲作・畑作・採種を研修しながら、就農地を探す。この間、無肥料栽培の可能性と動物性堆肥を使わずに育った野菜の美味しさを知る。また、日本に有機種苗を専門とする種苗会社がほとんどなく、固定種野菜の激減に危機感を募らせる。と同時に、有機栽培で採種した種子の高い需要を知る。
 
2013年2月 10回目の岡山訪問で岡山市北区御津に家が決まる。
 
2013年3月 「種と固定種野菜の農園 月と星」を設立。
 
2013年7月末 「旬の固定種野菜セット」の宅配販売開始​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

 

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