「旬の固定種野菜セット」の品種説明
8月
赤オクラ バーガンディ
真紅の莢が美しく、そして、しっかりしたお味が嬉しい。色を楽しむには生食で。産毛が気になる時は、塩でもむと赤みに傷がつくので、ネットで水洗いが有効です。火を通すと濃い緑色にかわります。
空芯菜(エンサイ)
ミネラルたっぷりの嬉しい野菜は茎も一緒に召し上がれます。クセがなく、シャキシャキした食感を生かして炒めもので活躍。3~4㎝に切り、ニンニクと一緒にさっと炒め、オイスターソースやしょうゆで味つけて一品が出来上がり!色が黒く変わりやすいので、食感を生かすためにも短時間で調理するのがコツです。お肉とも相性がいいです。また、茹でて、おひたしやあえものにも最適。萎びやすいので、元気がない際は50度洗いをお試しください。
ズッキーニ ボロネーゼ
実が太く短いのが特徴のイタリアからの品種です。お味には定評があり、さまざまなレシピで活躍しますが、シンプルに8mm前後の輪切りをソテーで塩・こしょうがお気に入りです。地面に寝た状態で果実が大きくなるため、色が薄い部分があります。
白キュウリ
バングラディッシュの在来種を育成した珍しい黄白色のキュウリ。中は薄緑色で美しく、甘味が強い嬉しいキュウリです。今季は地這えで育っている株もあり、色の薄い部分があります。
ししとう
南米産トウガラシが日本に16世紀末に入って来て、改良された日本独自の野菜です。実の先端部が獅子の頭に似ているから「獅子唐辛子」、略して「ししとう」。いただくのが楽しくなります!
モロヘイヤ
モロヘイヤの原産地は、インド西部からエジプト一帯です。アラビア語で「王様の野菜」を意味する「ムルキーヤ」が語源と言われ、ムルキーヤがムルヘーヤに、そしてモロヘイヤとなったとか。日光が大好きで、苗が小さいときは、朝は東を夕は西を向いています。そして、大きくなると最大限に光を浴びられるよう枝葉を放射状に広げ、エネルギーをたっぷり吸収しているかのよう。その元気を一本ずつ手で折って収穫されました。クレオパトラも毎日食べていた、美肌と疲労回復に効果的な夏野菜はおひたしから天ぷらなど色々楽しめます。もちろん茎も一緒に!
大葉
多数の品種のシソが日本でも平安時代以前から栽培されておりますが、葉は非常に栄養価が高く、さまざまな効能があることが知られています。そして、どの様なお料理も紫蘇の風味で格が上がる、万能の素材です。
9月
オクラ ダビデの星
食べるのがもったいないこのユニークな姿。切り口の幾何学模様が神秘的なイスラエルの伝統品種。お味は外見以上に楽しませてくれます。丸ごと茹でてからスライスしてお召し上がりください。
ひもとうがらし
奈良県の在来種で、古くから親しまれてきた甘味唐辛子は大和の伝統野菜として、大和野菜に認定されています。炒め物はもちろん、天ぷらなどの揚げ物や煮びたしなども美味しいです。
ときわ地這キュウリ
瑞々しいキュウリです。生のままでも、炒めてもスープに入れても美味しい。支柱を立てずに地這えで育つため色の薄い部分があります。
ビエタ
イタリア人が好む茎が白いスイス・チャード(不断草)。栄養価が高く、くせがないので茹でても、煮ても、炒めても楽しめる嬉しい葉物です。
リーフレタス レーヌデグラース
一般的にレタスはそれほど地力がなくても育つのですが、それもかなりの品種差があります。このフランスで愛されてきた品種は肥沃な土がお好み。初年度は何度播いてもほとんど発芽せず、なんとか芽が出た苗を定植しても育たず、すっかり忘れてしまったほどでした。それが二年目の春、ケールの母本株のトンネルの中に見慣れないレタスが。しばし考えた後、やっとこの子を思い出しました。200粒近く蒔かれた種から唯一育った株。種を採らねば!レタスの種は湿気に弱く日本の気候で採種するのはとても難しい野菜の一つです。それでも無事に種を実らせてくれました。8月末に播いてみると見事な発芽率で定植した株は全て元気に育ってくれました。今年は三代目を採種予定です。火を通しても美味しいです。どうぞご堪能ください。
白ニンニク
一番外側の皮は白っぽく見えますが、薄皮をむいていくと、中には紫色の皮が見えてくることもあります。様々なお料理に活躍しますが、ホイル焼きのホクホクしたニンニクが一押しです。