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大地に心を寄せるすべての皆さまへ、

 

初めまして。岡山県で約7年間、バイオダイナミック農業を営んでおります黒川智子と申します。バイオダイナミックの土壌、そしてそこで育った野菜や種たちの力を感じる毎日です。

 

そんな日々の中、表題のアクションを今月1月22日に行うことを思いつき、勝手ながら皆さまへ呼びかけさせていただく次第です。急な呼びかけとなりますが、よろしければ是非、ご覧いただけますと幸いです。

 

そのアクションとは、「世界中で同じ日時に(つまり24時間ほぼ絶え間なく)、世界中のバイオダイナミック農家が牛角牛糞調剤*1(以下、500番調剤)の攪拌、散布をして、大地に祈りをささげる。そして世界中のオイリュトミスト*2がオイリュトミーの『ハレルヤ』を行い、皆さまには、一緒に祈ってもらう(意識を向ける)ことでアクションをバックアップしてもらう」というものです。

 

それはなぜ、そして一体何のために?

これまで私自身、150回以上調剤の攪拌、散布をする中で、大地への祈りを込めてこの作業を行うことが大地を元気にし、結果として力強い野菜を育ててくれることを実感してきましたが、それを世界中のバイオダイナミック農家が24時間ほぼ絶え間なく行ったら、大地にはどんなことが起こるだろう? 何か素晴らしいことが起きるのではないか、この疲弊した地球全体に何らかのよい影響を与えられるのではないかという思いに至ったのです。

 

そもそも、実施日である1月22日は北海道のオイリュトミーのクラス*3の方々とのみ行う予定でしたが、上記の経緯と、一昨年から調剤散布のこれまでにない威力を実感したとある経験(ご興味ある方は文末をご覧ください)が、この個人の思いつきを「せっかくならば地球規模で」という考えに至るまでに後押ししました。

 

もちろん、何が起きるか、起きないかは分かりません。しかし、宇宙の力を信じる世界中のバイオダイナミック農家が一緒になって、それぞれの大地に働きかけることは、地球全体にとって何か意味があることと思えてなりません。

よろしければ皆さまも是非、このアクションに参加していただけませんか。

 

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◆バイオダイナミック農家の世界的アクション提案

「大地のために 1.22~Spray and Pray for the Earth! 」概要

 

・日時:2020年1月22日(水)14:46~15:46

 ※今後も継続を検討します。

 

・内容:上記の日時に、各国でバイオダイナミック農家が14:46から500番調剤を1時間攪拌し、散布。同じ時間帯に、オイリュトミストはオイリュトミーの「ハレルヤ」で、そして、大地に心を寄せるすべての方は地球のために祈りをささげる(意識を向ける)ことで参加する。祈りは30秒でも一分でも気持ちがこもっていれば十分です。

 

・アクション前後のお願い

今回は参加登録のサイトの立ち上げが間に合いませんので、参加の表明は不要です。

気が付くような変化が現れるには一度のアクションでは不十分かもしれません。しかし、継続的な実施により、地震学や大気科学などの科学的データにさえ反映するかもしれない変化があるかもしれません。攪拌前、攪拌中、散布後(翌日、三日後、一週間後、一か月後)のご自身、作物や家畜、ご家族、ペットに何か変化があったか観察してみてください。

 

★急募★

今後のために「大地のために 1.22~Spray and Pray for the Earth! 」に賛同しウェブサイトやチラシを無償で作成してくださるウェブデザイナーを探しております。サイトの概要は出来上がっております。

ご連絡いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

連絡先: sprayandpray500@gmail.com、黒川智子宛

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皆さまのご参加をお待ちしております。

以上、どうぞよろしくお願いいたします。

 

「大地のために 1.22~Spray and Pray for the Earth! 」呼びかけ人

黒川智子

sprayandpray500@gmail.com

 

 

文中の「一昨年から調剤散布のこれまでにない威力を実感したとある経験」とは

「大地のために 1.22~Spray and Pray for the Earth! 」の発端は一年以上前にさかのぼります。 2018年12月26日と27日の聖なる十二夜*4、私の農園で500番調剤を攪拌、散布しました。それまで150回以上調剤の攪拌をしてきましたが、この二日間は以前とは異なりました。北海道から来た二人のオイリュトミストが攪拌中に参加してくれたのです。いつもとは違う場所に調剤と水の混合液が入った壺が用意されました。攪拌はオイリュトミストによる三回の「ハレルヤ」と共に始まり、それは1時間を通して10分ごとに繰り返されました(シュタイナーは最初「ハレルヤ」を地球のために考案したそうです)。

 

どのような攪拌作業だったのでしょうか。

「素晴らしい!」の一言でした。10リットル近い液体を壺の中で、時計回り、反時計回りと回転方向を変えながら棒で1時間かき回す作業なのですが、慣れてきてもそれなりに力が入ります。ところがこの日は液体の重みを感じず、兎に角、とても気持ちがよかったのです。さらに壺の中の混合液の性質がそれまでとは明らかに違いました。

 

話はこれで終わりません。十二聖夜の最終日に通常の場所で一人で攪拌しました。十日後、再び攪拌。オイリュトミーなしの攪拌作業はとてもきつく感じられました。そして、翌日の1月17日、攪拌作業をオイリュトミストと一緒にした場所で行うことを思いつきました。驚いたことに、そこには三週間前のエネルギーがまだ残っていたのです。

 

このようなスタートを切ったシーズンでしたが、私自身の体力の低下で田畑の作業は遅れ、一枚の畑は耕作をやめたのかと近所の方に訊かれたほどでした。ところが不思議なことに、2019年は開園以来、最少の作業量であったものの、開園以来の豊作の年となりました。

育土の成果か自家採種の力か、または天候のおかげかと思っていましたが、時間とともにオイリュトミー攪拌の調剤の威力以外には考えられないという思いに至ったのです。  

*1 牛角牛糞調剤…バイオダイナミック農業で重要な、大地に散布する調剤。効果を高めるために特殊な方法で堆肥化させたものを1時間攪拌し、農地に散布する。

*2 オイリュトミスト…「オイリュトミー」を実践する人(「オイリュトミスト」の有資格者)。 「オイリュトミー」とは、ドイツのルドルフ・シュタイナー氏によって新しく創造された運動を主体とする芸術であり、言葉や音楽の持つエネルギーを身体表現によって具象化する。シュタイナー教育では重要な科目であり、芸術そして治療オイリュトミーも実践されている。「ハレルヤ」とは、オイリュトミーの動きの一つ。

*3 聖なる十二夜…イエス・キリストの誕生日12/25 から1/5夜までを聖なる十二夜という。  

*4 北海道のオイリュトミーのクラス…北海道の個人のオイリュトミストが教えているクラスがある。

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